口コミの増やし方とお願いの仕方|その場か後か
2026/09/30
口コミの増やし方で一番大事なのは、頼み方を店に合わせることです。その場で声をかけるのが合う店と、後から案内を渡すのが合う店があります。
どちらが向くかは、お客さんとの距離と、帰り道の過ごし方で決まります。愛知県、とくに西三河の店で相談を受けていると、ここを取り違えて「頼んでも増えない」という話をよく聞きます。
この記事では、2つの頼み方の向き不向きと、Googleの決まりに触れない言い方の例をまとめました。
■ その場で声をかける頼み方が向いている店
その場で頼むのは、お客さんと直接話す時間がある店です。
・美容室、整体、工務店など、一人のお客さんと長く話す
・会計のときに、ひと言話せる余裕がある
・お客さんが「ありがとう」と言ってくれる場面がある
いちばん効くのは、お客さんがお礼を言ってくれた直後です。そこで「よかったら、今のお話をGoogleマップに書いてもらえませんか」と返します。
言い方の例です。
・「初めての方が、お店を選ぶときに口コミを見ているんです」
・「良かったことも、直してほしいことも、そのまま書いてください」
・「お時間のあるときで大丈夫です」
ポイントは、書く中身をこちらで決めないことです。「星5でお願いします」と言うと、頼まれた側も気まずくなります。
ただし、その場で頼んでも、その場で書いてもらえるとは限りません。多くの方は家に帰ってから書きます。だから声かけとあわせて、書く場所がすぐ開ける紙を1枚渡しておくと、忘れられにくくなります。
■ 後から案内を渡す頼み方が向いている店
後から頼むのは、一人ひとりと話す時間が短い店です。
・飲食店、テイクアウトの店、土産物の店
・混む時間帯があり、会計が流れ作業になる
・顔なじみの常連さんが多く、口で頼むのが照れくさい
この場合は、口ではなく「物」に頼んでもらいます。
・レシートやショップカードに、口コミ投稿画面のQRコードを入れる
・テーブルやレジ横に、小さな案内を置く
・LINEの友だち登録があれば、来店の翌日にひと言送る
QRコードは、Googleビジネスプロフィールの管理画面から、口コミを書く画面へ直接つながるものを作れます。地図アプリで店を探して、口コミ欄まで進む手間がなくなるので、ここは用意しておきたいところです。
■ 愛知県の店ならではの事情
西三河は車で来るお客さんがほとんどです。店を出たあとは運転するので、帰り道にスマホで書く時間がありません。
だから「今ここで書いてください」より、「家に着いてから思い出せるもの」を渡すほうが合います。車に置いたままにならないよう、財布に入る大きさのカードにしておくのがおすすめです。
もう一つは、観光のお客さんと地元のお客さんで頼み方を分けることです。西尾市の抹茶の店や、蒲郡の海沿いの店のように、遠くから来る人が多い店では、その場の声かけがよく効きます。「旅の記録に」とひと言添えると、書いてもらいやすくなります。
逆に、地元の常連さんが中心の店では、毎回頼むと負担になります。口コミは一度書いてもらえれば十分なので、常連さんには一度だけ、節目のタイミングでお願いする形が向いています。
■ どちらにするか決める質問3つ
◆ 質問1:会計のとき、ひと言話す余裕はありますか?
・ある → その場で声をかける頼み方から始めます
・ない → カードやQRコードで、後から頼む形にします
◆ 質問2:お客さんは初めての人が多いですか?常連さんが多いですか?
・初めて・観光の人が多い → その場で頼んでも嫌がられにくいです
・常連さんが多い → 一度だけ、節目にお願いする形にします
◆ 質問3:頼むのは誰ですか?
・店主が自分で頼む → 言い方を2〜3個決めておけば続きます
・スタッフが頼む → 言い方を紙に書いてレジ横に貼っておくと、人によってばらつきません
■ やってはいけないお願いの仕方
Googleには、口コミの集め方に決まりがあります。守らないと、口コミが消されることがあります。代表的なものはこの3つです。
・割引や粗品など、見返りと引きかえに頼む
・満足してくれた人だけを選んで頼む
・家族や社員、知り合いに書いてもらう
2つ目は見落としがちです。「喜んでいそうな人にだけ声をかける」のも、選んで頼むことにあたります。頼むときは、お客さんを選ばずに同じように案内してください。
決まりは変わることがあるので、最新の内容はGoogleの公式ヘルプで確かめてください。
■ よくある質問
◆ 悪い口コミが来たら、どうすればいいですか?
消そうとせず、落ち着いて返信するのが基本です。何があったのかを受け止め、直せることは直すと書きます。その返信は、これから来るお客さんも読んでいます。
◆ 口コミには返信したほうがいいですか?
できれば、良い口コミにも返信してください。お礼にひと言、その人ならではの話を添えるだけで十分です。返信がある店は、次の人も書きやすくなります。
◆ SNSと口コミは、どう関係しますか?
Instagramなどで店の様子を知ってから来たお客さんは、来店前から期待を持っています。期待どおりだったときに、口コミを書いてくれることが多いです。SNSで店の中や作る様子を見せておくと、口コミの中身も具体的になります。
◆ 口コミが増えれば、お客さんは増えますか?
増えるとは言い切れません。口コミは、店を選ぶ人の後押しになる材料の一つです。写真や投稿、営業時間など、Googleマップの他の情報とあわせて整えることで、効き方が変わります。
■ どちらを選ぶにしても
・頼み方は、お客さんとの距離と帰り道で選ぶ
・口コミを書く画面に直接つながるQRコードは、どちらの店でも用意する
・見返りをつけない、人を選ばない
口コミは、頼み方を決めておくだけで集まり方が変わります。Googleマップ全体の整え方は「愛知県の店舗|Googleマップ上位表示でやること」、店の様子を動画で見せる方法は「Googleビジネスプロフィールの動画投稿方法とコツ」にまとめています。
→ https://111studio.jp/blog/detail/20260924113159/
→ https://111studio.jp/blog/detail/20260928123143/
111STUDIOでは、SNSで使う動画の撮影から投稿の続け方まで、店の状況に合わせてご相談をお受けしています。「何から手をつければいいか分からない」の段階でも、お問い合わせからどうぞ。
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