社長インタビューの話し方、コツはうまく話さないこと
2026/10/03
カメラが回った瞬間、ふだん朝礼でよく話す社長ほど、急に言葉が止まることがあります。会社紹介動画の社長インタビューで、いちばんよく見る場面です。
西三河の工場や事務所で撮影していると、止まる理由はほとんど同じです。「ちゃんと話さなきゃ」と思った瞬間に、自分の言葉ではなくなるのです。
この記事では、社長インタビューの話し方のコツと、当日までに決めておくと楽になる段取りを、現場で起きることから順にまとめました。
■ 社長インタビューならではの難しさ
社長のインタビューは、社員の方のインタビューとは難しさが違います。
・話す内容を一番よく知っているので、話が長く広がりやすい
・「会社の顔」なので、言い間違いを気にして固くなりやすい
・事前に原稿を書き、読み上げようとして目線が泳ぐ
・社員が見ている前だと、いつもの口調が出にくい
特に原稿の読み上げは、見ている人にすぐ伝わります。言葉は正しくても、目と声から気持ちが抜けてしまうからです。
当社では、原稿を読んでもらう形は取っていません。撮影当日は、こちらから質問をして、その場の言葉で答えてもらいます。途中で言い直しても大丈夫なので、一度で決めようとしなくて構いません。
■ 段取りで話しやすくなること
話し方のコツは、話し方そのものより、撮る前の段取りで決まる部分が大きいです。
◆ 話す中身は「3つの話」だけ決めておく
言葉まで決めると、覚えた文を思い出す顔になります。決めるのは話の中身だけで十分です。
・なぜこの仕事を始めたか(または継いだか)
・お客さんに言われて、いちばんうれしかったこと
・これから一緒に働く人に、どうなってほしいか
どれも社長にしか話せない話です。うまい言い回しより、実際にあった出来事を1つ入れるほうが、見ている人の記憶に残ります。
◆ 答えは「結論から一言」
質問に対して、まず一言で答えてから理由を話してもらうと、編集でつなぎやすくなります。
例えば「一番の強みは?」なら、「段取りの早さです」と先に言い、そのあとに理由を話す形です。話が長くなっても、最初の一言があれば使える場面が作れます。
◆ カメラではなく、聞き手を見る
インタビューは、カメラのレンズではなく、横に座った聞き手を見て話すのが基本です。目線の先に人がいるだけで、ふだんの会話の顔に戻ります。
◆ 声は「いつもより少しゆっくり」
緊張すると、話すのが速くなります。少しゆっくりを意識するだけで、言葉がはっきり聞こえます。語尾まで言い切ると、画面の文字を入れたときも読みやすくなります。
■ 西三河の現場で、話しやすくなる場所選び
西三河には、自動車部品をはじめとする製造業の会社が多くあります。刈谷市・安城市・碧南市あたりの工場で撮るときは、機械の音が大きく、インタビューの声を拾いにくいことがよくあります。
そんなときは、話す場所と、現場の様子を撮る場所を分けて考えます。インタビューは会議室や応接室で落ち着いて撮り、機械が動く様子は別の時間に撮る、という形です。社長にとっても、いつも座っている部屋のほうが、ふだんの声が出やすくなります。
社内に静かな部屋がない、社員の目があって話しにくいという場合は、碧南市にある当社のスタジオで撮ることもできます。天気や周りの音に左右されず、話すことだけに集中できる場所です。
西尾市のお茶の会社や、吉良の海沿いの事業所のように、景色そのものが会社らしさになる場合もあります。そのときは、畑や海が見える場所で少しだけ話してもらい、会社の空気ごと残すこともあります。どこで話すと一番その人らしいかは、会社によって違います。
■ 撮れる絵の例
同じ社長インタビューでも、組み合わせる映像で伝わり方が変わります。
・応接室で話す社長の顔(話の中心)
・工場や店舗を歩いて回る後ろ姿
・社員と立ち話をしている、ふだんの様子
・創業当時の写真や、使い込んだ道具の手元
話している顔だけが続くと、見ている人は疲れてしまいます。話の合間に現場の映像を挟むと、社長の言葉と会社の姿が結びつきます。
社長インタビューを含めた会社紹介動画の作り方は、会社紹介動画のページでも紹介しています。初めて頼むときの全体の流れは、動画制作を初めて依頼するときの流れと決め方にまとめました。
→ https://111studio.jp/feature/company-introduction/
→ https://111studio.jp/blog/detail/20260917140118/
■ よくある質問
◆ 原稿を用意しておいたほうがいいですか?
言葉まで書いた原稿は、なくて大丈夫です。話したい出来事を3つほど、箇条書きでメモしておくと十分です。当日は質問に答える形で、その場の言葉で話してもらいます。
◆ 話すのが本当に苦手なのですが、それでも撮れますか?
撮れます。言い直しながら話してもらい、使う部分を選んで編集します。うまく話せたかより、その人らしい言葉が出たかのほうが大事です。
◆ 社長のインタビューはどのくらいの長さが必要ですか?
動画をどこで使うか、全体の長さで変わります。採用サイト用か、展示会で流すかでも違うので、使う場所を先に教えてください。
◆ 服装は作業着とスーツ、どちらがいいですか?
会社の見せたい姿によって決めます。現場を大事にしている会社なら作業着のほうが自然なこともあります。迷ったら、ふだん一番よく着ている服で撮るのがおすすめです。
◆ 県外の会社でもインタビュー撮影を頼めますか?
はい。県外からのご依頼もお受けしています。
■ 撮る前に決めておくこと
・話したい出来事を3つ。言葉ではなく中身だけ
・どこで話すか。静かで、社長がいつもいる場所
・動画をどこで使うか。ほしい本数と置き場所も一緒に
この3つが決まっていれば、当日は質問に答えるだけで進みます。「うまく話せる自信がない」という段階でも大丈夫です。お問い合わせから、まずは気になっていることを聞かせてください。
→ https://111studio.jp/contact/
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碧南市・西尾市・安城市を中心に、愛知県全域(県外のご依頼もお受けしています)。
「何から決めればいいか分からない」という段階のご相談で構いません。
111STUDIO(スリーワン スタジオ)
〒447-0876 愛知県碧南市野田町23 茂吉ビル2F
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